役づくり、自分づくり
このところ素敵な役をふたつ頂きました。
演技を学び直してから素敵な役を頂けるようになりました。
解禁になったらお知らせ致します。
師匠や仲間に感謝感謝です。
役者の仕事について少しお話します。
役づくりは台本を読み、セリフやト書きから役の魂を見つけていきます。
役の人物が話す言葉、行動から心を探るわけです。
自分は何がしたいのか?(欲求)
何故、出来ない?(障害)
どんな気持ちが発生した?(感情)
そして相手と向き合い、今を生きる。
頭と心をフル回転させ、役を生きます。
これを自分自身に置き換えてみると面白い。
普段自分かどんな言葉を使い、どんな風に話してるか、どんな行為をしてるか振り返ってみることで自分の心のあり方が見えてくるわけです。
ギリシャの哲学者は「その人の行動(言葉や行為)を見れば、その人がどんな人か分かる」と言ってますが本当にそのとおりです。
役者として演技を学び、演技をとおして人生を知る。
中学生のときに初めて観た映画。映画の中にみる様々な人生。その人生を生々しく生きる役者たち。役者になって45年。私にとって演技は人生そのものなんです。演技なしでは生きていけない。
これからも、もっともっと探究して、役者としても人間としても成長していきたいです。
これからは役者としてだけではなく演技指導者、講演家として活動してまいります。
皆さんとどこかでお会い出来る日を楽しみにしてます。
コロナ感染者が増えてます。くれぐれも気をつけてお過ごしくださいませ。