癒オジカフェ『立場の違い』
『セールスマンの死』をやりました。
いつもは父ウイリーをやるのですが、今日は年上の方がいたので息子のビフをやらせてもらいました。
ラストの方での父と息子の喧嘩のシーン。
父をやっているときは、息子の言動に腹が立つやら悲しいやら。
このバカ息子と思ってました。
そして、息子はいつも涙を流してました。
昨日、ビフをやって分かりました。
私も涙が止まりませんでした。
分かりました。涙の訳。
分かったというより感じました。
口では説明出来ない何か。
その訳が分からない感情(傷み)に震えました。
なんて凄い戯曲なんでしょう!
役を変えてやることで相手の心を知ることが出来るんです。
そして、本当の痛みは本人にしか分からないということを知るんです。
どんなに相手の立場に立ってエンパシー、シンパシーを感じても、所詮、他人ごとなんだなと思い知らされました。
ビフの悲しみ(傷み)はビフにしか分からない。
ウイリーの悲しみ(傷み)はウイリーにしか分からないということです!
今日も、ご来店ありがとうございます🙇だからこそ、相手の傷みを想像することが大切なんです。隣の人の飲んでるコーヒーの味は分かりませんものね。