殺陣について少々
今日は殺陣のお話を少しします。
結論からいうと殺陣も演技と全く同じだということです。
殺陣の達人は演技も素晴らしいです。ハリウッド俳優の「福本清三さん」をはじめ「東映剣会の方たち」も『太秦ライムライト』で素晴らしい演技を見せてくれました。
どういうことかと言うと
どちらも予め先が分かってますよね。次はこういう「手」だ、こういう「セリフ」だと。
その頭の中に待機している「手」や「セリフ」を忘れるくらいに『今』に集中するんです。
殺陣の場合は文字通り命掛けということです。相手を殺らなきゃ殺られますからね。
それくらいの危機感がなくては迫力が出ないんです。形だけをなぞっていたらダンスになります。
相手が斬り込んで来るから避ける。そのとき出来た相手のスキに斬り込む。また間合いを見て斬り込む。
常に一瞬の勝負に生き残りをかけます。
ハラハラ、ドキドキが見ている人の心を鷲掴みにするんです。
これは演技も全く同じです。
何をしてても勝手にセリフが出るくらいセリフを入れて、あとは相手に集中する。何が起こるか分かりません。今を生きるんです。
瞬間瞬間、何が起こるか分からないからこそ、その先が観たくなるんです。
そうです、どちらも格闘技の試合と同じですね。
演技や殺陣はシナリオのある格闘技ということです。
そう言えば、ボクシング‼️村田さん勝ちました🙆良かったです‼️
今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます🙇よい週末をお過ごしください🍀