傾聴力
以前も「聞く力」ということでお伝えしたと思うのですが、さらに深く「傾聴する」ということを考えてみたいと思います。
演技、コミュニケーションに欠かせない聞く力。
そして教育に欠かせない傾聴。
傾聴とは?
相手の立場になって、相手の心の声を聴くことですよね。
そこに聴く側の自叙伝的経験則は役に立ちません。
あくまでも相手の置かれた状況や、相手の経験、相手の気持ちに寄り添うことが大切だと思うんです。
そして相手の言葉の裏に隠された感情を読み取るんです。
これはまさしく演技に於ける役づくりなんです。
台本には「柱」と「ト書き」と「台詞」しかありません。
小説のように人物の心情が丁寧に描かれてないんです。
なので、台詞の中から役の魂を拾い上げるしかありません。
そのためには台詞を傾聴するしかないんです。
もし私がこの人物だったらと考え(頭で考えるのではなく)様々な出来事から心の動きを感じ取り、追体験していくことで役の魂を育てていきます。
この役づくりに欠かせない傾聴力を身につけることで、今まで読めなかった難しい戯曲などが楽しく読めるようになるんです。
これって傾聴することで、今までコミュニケーションが取れなかった人と取れるようになった‼️ということと同じことですよね。
そうです‼️そうなんです‼️
「聞く力」から一歩進んで「傾聴力」を身につけてみて下さい。
傾聴することで、人生が数倍楽しくなりますよ‼️
今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました🙇