夢に遊ぶ
この言葉は20代のときからサインする際、色紙に書き入れてた言葉です。
いつも、ひとつの役を演じているとき、現実から離れて夢の中を「さまよっている感じ」がするんです。新聞もテレビも見ません。現実に引き戻されそうで見れなくなるんです。
今日もひとつ夢から覚めました。『本能寺が燃える 』の南弘法天海という夢から。
「最高にいい夢」を見させてもらいました。
年老いても尚、愛する人のことを夢見ながら桜の花の舞い散る中で朽ち果てる。最高の死に様です。
現実にはなかなか、こんな死に方出来ませんから。
これも演技の魔力です。
そして、こんな死に様を疑似体験すると死生観もかわります。
お客さんの中にも、そう言われた方がいました。
「あんなふうに死ねるなら死ぬことが怖くないかも」と
演者にもお客様にも影響を与える「役の生き様、死に様」って凄いですね。
今も、まだ夢を見ているようです。強烈な夢を見ると暫くボーッとしてしまう、あの感じ。いつまで続くんでしょう?
暫く天海の夢は続きそうです・・・
舞台を観に来て下さった方、本当にありがとうございました。大好きな作品なので最高に嬉しかったです‼️
今日もありがとうございました🙇